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Hanabi

 静かな四畳半の部屋に、アナログ時計が時刻を刻む音だけが響く。  ちょうど、二十三時五十九分を通り過ぎたところだった。 (……あと一分)  僕は胸中で呟いて、じわじわと進んでいく秒針をただじ […]